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Japan Film Festival
2007 - 12/04 [Tue] - 16:34
は、やぎとオオカミの友情を描いたアニメ。
ありがちにも見える設定で、どう展開するのか?と思ったが、
なかなか、良い雰囲気の映画だった。
男同士という設定もよかったし、やぎの声優がとても良かった。
あの、独特な語り口が、全体の雰囲気をひっぱっていったように思う。
絵もとても繊細で、子供から大人まで楽しめるアニメだった。
途中1カ所、うぅ〜それはやっちゃいかんでしょ〜〜〜という展開はあったけれど。
の英題は"The Milkwoman"。
なんで?と思ったら、
主役の田中裕子が牛乳配達をしているからで、彼女の物語なわけだから、わかりやすいといえば、わかりやすい。
田中裕子と岸部一徳という組み合わせを見て、この映画を見よう!と思ったわけだが、この二人だからこそこれだけの仕上がりになったし、同時にいくつも走っている物語の中から、二人のストーリーが、実に見事に浮き出て見えたのだと思う。
映画館へ行って知ったのだが、この映画の監督、緒方明氏が来豪しており、上映後に質疑応答を1時間近くも受けた。
「主演二人のギャラはいくらか?」などという、多分制作関係者のリアルな質問から、結末の解釈について等々、すべてに答えられないくらい、たくさんの質問が上がった。
緒方氏は、もともとドキュメンタリーを撮っていた人らしく、今回のストーリーも、すべてフィクションなのだとか。
特に、子供に関する部分は、かなり詳しくリサーチをされたとか。
また、長崎という、細い坂と階段だらけの街で牛乳配達をする主人公という設定に際し、まず監督とスタッフが長崎入りして、実際に牛乳配達をし、田中裕子が決まってから、今度は彼女が実際に配達の仕事をしたのだと。
なぜ、田中裕子を起用したかについては、
ある上映会で、たまたま田中裕子が監督の隣に座った。
普通、女優しかも大女優ともなれば、いかにもな"オーラ"がでているものだが、彼女にはそれが全くなかった。
それが良かったと。
後に本人にそれを話したら、喜んでくれたそうだが、これは本当によくわかる。
"いかにも"は必要ないのだ。
河瀬直美監督は、前作で一般人を起用することで"普通"を演出した。
緒方監督は、そういう女優を選んだのだ。
また、この映画はたった2社のスポンサーで撮ったため、大女優・俳優に正規のギャラはとうてい払えなかったが、映画の仕事が終わってからの田中氏は、急にCMやTVの仕事をたくさん受けていたので、あのギャラではかなりきつかったんだなと思った・・・と。
一方で、スポンサーが少ない分、現場の制約はほとんど無く、ストーリーに集中できた点は良かったと。
撮影期間は、約1ヶ月。
朝の光は5分で変わるため、牛乳配達のシーンは、1日1カットづつ撮影とすさまじい。
もっとも、実際の牛乳配達は、日が昇る前に配り終えなくてはいけないのだそうで、そこだけが事実と違うと。
映画の途中で、「この映画は、どうやって終わるんだろ?」
と思ったが、やはりそう感じた人はいたようだ。
「50歳から85歳は、長いですか?」 という台詞が印象的だった。
50歳からの人生を考える。
を柱に、様々な人生や社会的課題を盛り込んだ、奥行きの深い作品だ。
上映前に監督が、
「私の体型を見ると、コミックかと思われがちだが、とても繊細な映画です」
とおっしゃっていたが、実にその通りだった。
市長が変わって出来た、新しい役所の課名は、楽しかった。
このあとは、
「アヒルと鴨のコインロッカー」
「河童のクゥと夏休み」
を見る予定。
Japan Film Festival 8日(土)まで。
今、シドニーでは"Japan Film Festival"が行われている。
いろんな日本の映画が、街中の普通の映画館でかかっている。
「あらしのよるに」
「いつか読書する日」
を見た。あと2つくらいみる予定。
![]() | あらしのよるに スペシャル・エディション (2006/06/23) 中村獅童、成宮寛貴 他 商品詳細を見る |
ありがちにも見える設定で、どう展開するのか?と思ったが、
なかなか、良い雰囲気の映画だった。
男同士という設定もよかったし、やぎの声優がとても良かった。
あの、独特な語り口が、全体の雰囲気をひっぱっていったように思う。
絵もとても繊細で、子供から大人まで楽しめるアニメだった。
途中1カ所、うぅ〜それはやっちゃいかんでしょ〜〜〜という展開はあったけれど。
![]() | いつか読書する日 (2006/02/24) 田中裕子、岸部一徳 他 商品詳細を見る |
の英題は"The Milkwoman"。
なんで?と思ったら、
主役の田中裕子が牛乳配達をしているからで、彼女の物語なわけだから、わかりやすいといえば、わかりやすい。
田中裕子と岸部一徳という組み合わせを見て、この映画を見よう!と思ったわけだが、この二人だからこそこれだけの仕上がりになったし、同時にいくつも走っている物語の中から、二人のストーリーが、実に見事に浮き出て見えたのだと思う。
映画館へ行って知ったのだが、この映画の監督、緒方明氏が来豪しており、上映後に質疑応答を1時間近くも受けた。
「主演二人のギャラはいくらか?」などという、多分制作関係者のリアルな質問から、結末の解釈について等々、すべてに答えられないくらい、たくさんの質問が上がった。
緒方氏は、もともとドキュメンタリーを撮っていた人らしく、今回のストーリーも、すべてフィクションなのだとか。
特に、子供に関する部分は、かなり詳しくリサーチをされたとか。
また、長崎という、細い坂と階段だらけの街で牛乳配達をする主人公という設定に際し、まず監督とスタッフが長崎入りして、実際に牛乳配達をし、田中裕子が決まってから、今度は彼女が実際に配達の仕事をしたのだと。
なぜ、田中裕子を起用したかについては、
ある上映会で、たまたま田中裕子が監督の隣に座った。
普通、女優しかも大女優ともなれば、いかにもな"オーラ"がでているものだが、彼女にはそれが全くなかった。
それが良かったと。
後に本人にそれを話したら、喜んでくれたそうだが、これは本当によくわかる。
"いかにも"は必要ないのだ。
河瀬直美監督は、前作で一般人を起用することで"普通"を演出した。
緒方監督は、そういう女優を選んだのだ。
また、この映画はたった2社のスポンサーで撮ったため、大女優・俳優に正規のギャラはとうてい払えなかったが、映画の仕事が終わってからの田中氏は、急にCMやTVの仕事をたくさん受けていたので、あのギャラではかなりきつかったんだなと思った・・・と。
一方で、スポンサーが少ない分、現場の制約はほとんど無く、ストーリーに集中できた点は良かったと。
撮影期間は、約1ヶ月。
朝の光は5分で変わるため、牛乳配達のシーンは、1日1カットづつ撮影とすさまじい。
もっとも、実際の牛乳配達は、日が昇る前に配り終えなくてはいけないのだそうで、そこだけが事実と違うと。
映画の途中で、「この映画は、どうやって終わるんだろ?」
と思ったが、やはりそう感じた人はいたようだ。
「50歳から85歳は、長いですか?」 という台詞が印象的だった。
50歳からの人生を考える。
を柱に、様々な人生や社会的課題を盛り込んだ、奥行きの深い作品だ。
上映前に監督が、
「私の体型を見ると、コミックかと思われがちだが、とても繊細な映画です」
とおっしゃっていたが、実にその通りだった。
市長が変わって出来た、新しい役所の課名は、楽しかった。
このあとは、
「アヒルと鴨のコインロッカー」
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「河童のクゥと夏休み」
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を見る予定。
Japan Film Festival 8日(土)まで。
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